クレジットカードの3Dセキュア導入を行うべきか否か

最近は決済の選択肢が増えたこともあり、選択肢に迷うこともしばしばというEC事業者も多いのではないだろうか。 数々のEC事業に関わらせて頂いても実のところ決済の選択は正解が見えない。 自社サイトの顧客層と運用コスト、利便性のバランスなどを考慮して選択することになるのだが、 絶対にコンビニ決済はやった方がいいでしょうということは言えない。 その中でも「クレジットカード」はマストと考えられているが、最近は3Dセキュアに悩まされることもある。 3Dセキュアとは「なりすまし」など不正利用を防ぐためにパスワードによる本人確認を行う仕組みで、Visa、MasterCardなどのカード発行会社が提供している。 この機能を導入すると安心してクレジットカードを利用できる環境をユーザーに提供でき、店舗側はカード会社のチャージバッグ(売上取消処理)による損失を軽減できる。 反面、ユーザーが3Dセキュア機能付きのクレジット決済を利用するにはカード発行会社のサイトで予めパスワードを登録している必要があるため、面倒だと感じるユーザーが離脱することによる機会損失があると考えられている。 今後、3Dセキュアは業界内で必須となるのだろうか。 3Dセキュア義務付けについては事業者側から反発があり必須にできないのが現状のようだ。 http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2012/06/3d.html そして、小規模店はアマゾンや楽天など大手通販サイトの動向を静観し、保留しているのが実態だと考える。 逆に3Dセキュアを売りにして、信頼感の醸成ができるかという検討はあるだろう。 しかし、消費者からしたら、導入していない他店舗で不正利用される可能性がある限り、あまり動機付けにはならない。 やはり大手が導入し、もっと3Dセキュアが大勢を占めて、導入していない店舗が怪しまれるぐらいの状況にならないと導入は難しいのかもしれない。